2016年8月10日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下KDDI) と株式会社エナリス (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 村上 憲郎、以下エナリス社) は、本日、資本・業務提携契約を締結しましたので、お知らせします。
KDDIは、2016年4月1日より、auケータイ・スマートフォンをご利用のお客さまを対象に、全国 (注1) で電気サービス「auでんき」の提供を開始しています。本提携により、エナリス社がこれまで培ってきたエネルギービジネスにおける知見・経験の蓄積をもとに、KDDI事業の拡大、具体的には、通信サービスと電気サービスを融合した新たな価値提供等に取り組んでいきます。
エナリス社は、発電からお客さまへの電気サービスの提供に至るまでの電力流通プロセスすべての領域で事業展開する企業です。
これまで新電力 (注2) に取り組む数多くの企業・自治体をあらゆるフェーズで支援し、その実績とノウハウを積み上げてきました。幅広い顧客基盤を有するKDDIと連携することで、さらなる成長を目指します。
なお、KDDIは、2016年8月17日に、エナリス社の大株主である池田元英氏及び池田奈月氏から、エナリス社の普通株式14,501,000株 (議決権割合30.08% (注3)) を取得する予定です。
KDDIは、エナリス社との間で、2016年10月下旬を目途に開催予定のエナリス社の臨時株主総会において、KDDIが指名する3名を同社取締役として選任する議案を付議することについて合意しています。また、選任された取締役のうち、1名は代表取締役社長、もう1名は財務統括担当の取締役、残る1名は非常勤取締役となる予定です。
本提携により、KDDIとエナリス社は、それぞれの顧客基盤・事業ノウハウなどを融合し、「より効率的」で「より利便性」の高いエネルギーサービスの企画・運営を共同で検討していき、新たなビジネスの拡大に取り組んでいきます。
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:KDDIとエナリスの資本・業務提携について