IoTで実現するバス車内の情報・広告配信システム「リアルタイム・バスサイネージ」の実験を開始

• 株式会社小田急エージェンシー
• KDDI株式会社

2015年11月30日

株式会社小田急エージェンシー (本社: 東京都新宿区、取締役社長: 高成田 潔、以下小田急エージェンシー) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下KDDI) は、2015年11月4日 (水) より路線バス車内においてKDDIのIoT (モノのインターネット) 技術で実現する「リアルタイム・バスサイネージ」の実証実験に取り組んでいます。

「リアルタイム・バスサイネージ」は、現在行われているバス営業所 (基地局設置場所) での定期的な情報更新とは異なり、インターネットに常時つながるバス車載モニターにリアルタイムで情報を更新できることが特徴です。
最寄り鉄道駅の運行情報や気象情報、ニュースなどリアルタイムに情報コンテンツを配信する他、災害時には台風進路情報、津波情報、地震情報、河川氾濫情報等も配信可能でバス利用者の利便性と安全性が向上します。また、企業広告も配信することでバス利用者と企業の新たなタッチポイントの創出も期待できます。
情報コンテンツに加え、企業広告も時間ごとやバスの車両ごとに表示する内容を変えることが可能なシステムであることから、今後のバスサイネージの車内での新たな活用方法について検討してまいります。

実証実験は、小田急バス株式会社の協力を得て小田急エージェンシーがサイネージ機器を設置しKDDIの通信網およびコンテンツ配信システムを使って実施しているものです。
小田急エージェンシーとKDDIは、今回の実証実験で上記コンテンツ配信の他に機器設置の安全性、利用者が車内のどこからでも視認できるような設置場所の検討、利用者満足度、広告媒体としての事業採算関連などを検証します。将来的には電車内のデジタルサイネージとバスサイネージの連携や、営業所単位で販売しているバス広告媒体についてバス事業者間を越えてより広域で管理し、魅力的な広告媒体となることを目指して取り組んでまいります。

実施内容など、主な特徴は以下のとおりです。

1. 実施名称	「リアルタイム・バスサイネージ」
2. 実施期間	2015年11月4日 (水)～2016年1月31日 (日) 予定
3. 稼働時間	運行時間中すべて
4. 設置車両台数	3台
5. 実施エリア	小田急バス吉祥寺営業所内の運行エリア 車両運用により他エリアで運行することがあります。
6. モニター設置箇所数	車両1台につき2箇所
7. モニターサイズ	21.5インチ (液晶モニター)
8. 設置場所
9. 企画	株式会社小田急エージェンシー
10. 通信・コンテンツ配信システム	KDDI株式会社
11. 実験車両提供	小田急バス株式会社
実験車両 (イメージ)
運転席後部 設置・提供情報画面 (イメージ)
車両後方部 設置・提供情報画面 (イメージ)

■バスサイネージシステムに関するお問合せ■

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0800-700-7016 (無料)

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