訪日外国人向け観光タクシーで多言語音声翻訳システムを活用した社会実証を開始

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■鳥取県鳥取市における社会実証について

1. 社会実証の背景・目的

訪日外国人のタクシー内での言葉の壁に起因する社会サービスの差を克服するために、多言語音声翻訳システムとそれに関連する研究開発技術を実際のフィールドで社会実証を行います。
この社会実証によりタクシー内における多言語音声翻訳システムの課題を抽出し、解決案を策定することで速やかな社会実装をおこない、より高度な「おもてなし」の実現を目指します。

2. 実施期間

2015年11月~2016年3月末 (予定)

3. 実証内容 (例)

  • [1]
    外国人観光客がタクシー内でタクシー運転手とどのようにコミュニケーションをとっているかを把握し、分析することで、外国人旅行者の国内タクシー利用時の実態を把握します。
  • [2]
    外国人観光客が乗車したタクシーの運転手に、外国人旅行者を乗車させた場合に起きた課題などについてインタビュー調査を実施し、運転手側から見た、外国人旅行者の国内タクシー利用時の課題等などを把握します。

<参考> 「1000円タクシー」について

鳥取市を訪れる外国人観光客向けの鳥取市の観光タクシーです。
観光地の案内ができる「鳥取観光マイスター」の資格を持つタクシー運転手が鳥取市の各観光地を親切に案内します。

新規ウィンドウが開きます鳥取市公式ウェブサイト

  • 本社会実証は、総務省委託研究開発「グローバルコミュニケーション計画の推進 -多言語音声翻訳技術の研究開発及び社会実証-」の一環として実施するものです。

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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