「KDDI ∞ Labo」第8期最優秀チームの発表および第9期プログラムの開始について

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1.「KDDI ∞ Labo」第8期最優秀チームについて

KDDIはパートナー企業15社とともに、「KDDI ∞ Labo」第8期プログラムにおいて、独自性・市場性・完成度の観点からプログラムに参加した5チームを評価し、最優秀チームとして株式会社シンデレラを選定しました。
また、メンタリング企業のノウハウ・アセット提供により、各チームに対してビジネス開発・サービス品質の向上につながる支援を実施しました。

<最優秀チーム>
サービス名代表者サービス概要
最優秀賞 シンデレラシューズ 松本久美 女性にぴったりの靴をECの数十万足の中から見つけ出し、ハイヒールの悩みを解決するサービス。
<メンタリング企業との取組み事例> ※ 50音順
サービス名メンタリング企業取組み事例
OSHARECA (オシャレカ) 株式会社クレディセゾン
  • 美容メーカーや美容協同組合、美容室の紹介と、カード会員を対象としたアンケートリサーチ
  • アプリ開発のサポート全般
シンデレラシューズ 三井不動産株式会社
  • 足を撮影する機会/場所の提供
  • コワーキングスペース「Clipニホンバシ」のコンサルタントによるヒアリングノウハウと課金モデルの助言
Bee Sensing (ビー センシング) 株式会社凸版印刷
  • 製品化に向け、センサーメーカー等のIoTソリューション事業者の紹介
  • 農業ICT市場情報等、事業計画に向けたノウハウの提供
PU (ピーユー) 株式会社テレビ朝日
  • 動画の撮影・編集方法のレクチャー
  • 映像ディレクター・プロデューサーの育成
LYNCUE (リンキュー) 株式会社日立製作所
  • ハードウェア設計の知見提供
  • プロトタイプ回路設計サポート

2.「KDDI ∞ Labo」第9期プログラム応募要項

  • (1)
    募集対象
    • 世の中に新しい価値を提供するために、革新的なハードウェアおよびサービスの創出を目指す法人・個人の方を対象としています。
    • インターネットサービスやIoT等、分野を限らず幅広い事業領域を対象とします。
    • ジャンルは問いませんが、ハードウェアおよびサービス企画が応募者の独創によるものであり、所有権が応募者に帰属するサービスに限ります。
    • 外部公表前のサービス、またはハードウェアの試作品が外部公表前のもの限り応募可能です。
    • 「学生枠」も募集を行います。
  • (2)
    応募条件
    <通常枠応募条件>

    以下全てを満たす必要があります。
    オリジナルプログラムハードウェアプログラム
    • 革新的なサービスのアイデアを有し、そのアイデアを実現する意欲を有していること。
      (インターネットサービスに限らず幅広いアイデアを募集します。)
    • 個人・法人・チームのいずれの応募も可能です。
    • 法人の場合は従業員10名以下、設立3年未満、外部法人 (ベンチャーキャピタル、事業会社) からの資金調達が無いこと。
    • プログラム期間中に、定期的に行われるKDDIの担当者とのアドバイスの場 (都内) に参加できること。
    • プログラム期間中は、サービス、ものづくりに専念できること。
    • 応募サービスは、外部公表前であること。
    • チームメンバーにエンジニアがいて、3ヵ月間のプログラム期間中にサービスリリースができること。
    • チームの場合は最大3名であること。
    • 応募ハードウェアは、試作品が外部公表前であること。
    • チームメンバーにハードウェアおよびソフトウェアに関するエンジニアがいて、6ヵ月間のプログラム期間中にクラウドファンディングに掲載可能なレベルの試作品を完成させることができること。
    • チームの場合は最大5名であること。
    <学生枠応募条件>
    通常枠の条件に加えて、以下全てを満たす必要があります。
    • チームの代表者が、プログラム応募時において18歳以上の学生であり、プログラム期間中も在学予定であること。
    • 応募フォームの募集枠欄で、学生枠を選択すること。
    (3)
    応募方法
    新規ウィンドウが開きます「KDDI ∞ Labo」公式サイトよりお申し込みいただけます。
  • (4)
    応募期間
    2015年7月14日から2015年8月17日まで
  • (5)
    プログラム期間

    <オリジナルプログラム>
    2015年10月上旬から2016年1月上旬まで (予定)

    <ハードウェアプログラム>
    2015年9月上旬から2016年3月上旬まで (予定)

  • (6)
    サポート内容
    <オリジナルプログラム>
    • KDDI社員およびパートナー企業によるメンタリング
    • サービス事業化・経営などのアドバイス
    • 開発スペースの無償提供 (渋谷ヒカリエ内)
    • auスマートフォンなどの貸与
    • その他KDDI含めたパートナー企業からのアセット提供 など
    <ハードウェアプログラム>
    オリジナルプログラムに加え (注)、以下の内容をサポートします。
    • ハードウェア、ソフトウェアの専門企業によるアドバイス支援
    • ハードウェアビジネスに必要なノウハウの専門講義や個別指導
    • モノづくり試作の場・開発ツールの提供
    • 注)
      パートナー企業によるメンタリングは除く。
  • (7)

    パートナー連合プログラムについて
    「パートナー連合プログラム」とは、「KDDI ∞ Labo」の主旨に賛同する多種多様な企業の持つアセットやノウハウを結集し、プログラムに参加するスタートアップ企業の支援範囲を大幅に拡大するとともに、スタートアップ企業とパートナー企業とが一体となり新しいサービスの創出を目指す構想です。
    新たに、グーグル株式会社、住友不動産株式会社、三菱UFJニコス株式会社が参画し、全18社がスタートアップ企業を支援します。

    <オリジナルプログラム>
    ○メンタリング企業
    KDDIと共にプログラムチームのメンターとなりスタートアップ企業を強力にバックアップします。

    メンタリング企業 ※50音順サポート例
    グーグル株式会社 グローバルプラットフォーム視点に立ったサービス開発、立ち上げノウハウ、アドバイスの提供
    住友不動産株式会社 オフィス・住宅及び関連事業等で培ったノウハウや顧客ネットワークを活用した支援
    大日本印刷株式会社 印刷やメディア、ロボットまで、ICT技術とビジネスノウハウによるソリューションや顧客網を活用した支援
    三菱UFJニコス株式会社 決済スキームのノウハウと営業力・顧客基盤を活用した支援

    ○サポート企業
    定期的に開催されるイベントやミーティングなどを通して全チームを幅広くサポートします。

    サポート企業 ※50音順
    近畿日本ツーリスト株式会社、株式会社クレディセゾン、コクヨ株式会社、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、株式会社ソフトフロント、株式会社テレビ朝日、東京急行電鉄株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社パルコ、株式会社バンダイナムコエンターテインメント、株式会社日立製作所、プラス株式会社、三井物産株式会社、三井不動産株式会社

    <ハードウェアプログラム>
    「パートナー連合プログラム」参加の企業が、幅広くサポートします。

3.「ハードウェアプログラム」について

  • (1)
    概要
    「ハードウェアプログラム」は、6ヵ月のプログラム期間を通して、ハードウェアのアイデア創出から、モノづくりの場やツールの提供をはじめとする開発支援、そしてクラウドファンディングに関するノウハウやKDDIが持つ販路の活用まで一気通貫でサポートするものです。
    参加チームは、モノづくりの開発環境や、専門家による講義、指導、ハードウェアの量産を見据えた資金調達ノウハウといったハードウェアスタートアップに必要となるサポートを活用し、プログラム期間中に、クラウドファンディングに掲載可能なレベルの試作品完成を目指します。
  • (2)
    プログラム期間
    • 6ヶ月間
    • 応募するハードウェアは、試作品が外部公表前であり、プログラム期間中にクラウドファンディングに掲載可能なレベルの試作品を完成させること。
  • (3)
    参加資格
    個人・法人・チームのいずれの応募も可能です。
    • チームの場合は最大5名までであること。
    • チームにハードウェア、ソフトウェアのエンジニアがいること。
    • 法人の場合は従業員10名以下、設立3年未満、外部法人 (ベンチャーキャピタル、事業会社) からの資金調達が無いこと。

「ハードウェアプログラム」支援内容イメージ

4.「MeetUp!」について

「MeetUp!」は、KDDIと石巻市、大阪市、広島県、福岡市が連携し、東京だけでなく各地域の優秀なスタートアップを支援する取り組みです。
これにより、東京だけでなく各地域で活動する優秀スタートアップが、全国でビジネスを展開するKDDIやパートナー企業とのビジネスマッチングの機会や「KDDI ∞ Labo」の参加チームと同様にDemoDayへの登壇など「KDDI ∞ Labo」アセットやノウハウを活用することができます。

「MeetUp!」概念イメージ図

<参考>

●「OSHARECA (オシャレカ)」について

■サービス内容

  • 1.
    美容師⇔既存顧客をつなぐ、サロン専用コミュニケーションプラットフォーム
    OSHARECAは美容師と既存顧客をダイレクトに結びつけ、顧客満足度の向上と関係性の強化に役立つアプリケーションサービスです。顧客はSNS感覚でなりたいヘアイメージの相談や日常のヘアケアの相談などを行うことができ、相談の記録は蓄積されオリジナルヘアカルテになります。
  • 2.
    "世界で一番美容師さんの声に耳を傾けている"と自負する現役女子大生が考案
    当日の施術内容やアプリ上の相談内容を記録した「お客様メモ」や簡単に登録・編集できる「定型文機能」など美容師が業務のスキマ時間にコミュニケーションが取りやすい機能を搭載しています。β版導入美容師の声を今後も反映させサービスを改善していきます。
  • 3.
    既に3店舗試験導入開始、今秋に正式版リリース予定
    現在、OSHARECAが厳選した顧客満足度の高い3店舗の美容院で試験導入が行われ、活発な意見交換によってサービスのブラシュアップを行っています。今秋リリースの正式版から首都圏を中心に積極的に普及させ、より広いターゲット層を対象としたサービスの展開を予定しています。

■開発会社

会社名 OSHARECA株式会社
本社所在地 東京都渋谷区代々木1丁目55-14-604
代表者 佐竹 夏美
事業概要 美容師向けソフトウェア開発および運営
問い合わせ先 info@oshareca.com

●「シンデレラシューズ」について

■サービス内容

  • 1.
    ハイヒール=痛い という常識を覆します
    大切な日だからこそ、選んだお気に入りの靴。
    なのに駅までの5分が耐えられない!…こんな経験はありませんか?
    シンデレラシューズは、デザインと価格だけで選んでいた今までの靴選びに"フィッティング"という新たな軸を作り出し、靴選びに革命を起こします。
  • 2.
    私だけの専属バーチャルシューフィッター!
    スマートフォンから足の画像を送るだけであなたの足の数値を割り出し、特徴をまとめた診断書を作成。
    診断書を元に、ECの中の膨大な靴の中からあなたの足にぴったりの靴を選び出します。
  • 3.
    いつでも何処でも、お気に入りの靴に出会える!
    靴選びは、ぴったりの物に出会えるまで何度も試し履きを繰り返す、とても時間と労力のかかるものです。
    でも、シンデレラシューズを使えば自宅でも、移動中でも、お気に入りの靴と簡単に出会う事が可能になります。

■開発会社

会社名 株式会社シンデレラ
本社所在地 東京都足立区綾瀬4-8-21-602号
代表者 松本 久美
事業概要 Webサービスの運営
問い合わせ先 新規ウィンドウが開きますhttp://cinderella-shoes.jp/

●「Bee Sensing (ビーセンシング)」について

■サービス内容

  • 1.
    現役の養蜂家が考えた、蜂蜜の生産を変革するサービス
    Bee Sensingは、養蜂家がミツバチを飼育することを支援するシステムです。自ら養蜂家として独立起業した代表の松原が、どうすればより多くのミツバチを健康に飼育できるか考えて作り始めたサービスです。養蜂業者にとって負担である巣箱の管理と遠く離れた養蜂場の巡回を、センサーとスマートフォンアプリによるIoT AIの情報システムで支援します。(遠隔管理・履歴管理アプリ)
  • 2.
    消費者の皆さまに本物の「四季の蜂蜜」を届ける
    蜂蜜の本来の味・色・香りは、採集される場所や季節によって異なります。巣箱の周辺で咲く花が違うからです。店頭に販売されている蜂蜜はいつ・どこで生産されたものでしょうか?
    Bee Sensingを使うことで、蜂蜜を作るプロセスを消費者の皆様にも開示し、安心して食べられる「四季の蜂蜜」をお届けできるようになります。
  • 3.
    蜂蜜の新しい流通市場の創造へ
    「四季の蜂蜜」がお届け出来ていないのは、生産者に販売力が不足していることが原因でもあります。私たちはBee Sensingを活用してミツバチを育てる養蜂業者の生産力を結集し、多彩な味の選択肢をお客様に提供する、新しい販売方法を構築します。

■開発会社

チーム名 Bee Sensing
所在地 広島県廿日市市塩屋1-9-3
代表者 松原 秀樹
事業概要 養蜂業支援システムの開発
問い合わせ先 frthdk75@gmail.com

●「PU (ピーユー)」について

■サービス内容

  • 1.
    ものづくり特化の動画ハウツーサービス
    家具やアクセサリー、ガーデニングといったDIYものづくり領域におけるハウツーを動画で学べるサービスになります。SNS機能もありWEB上でものづくり好きとの交流も可能です。
  • 2.
    イベント連携&ものづくりを得意とする講師から学べる
    都内に工房倉庫を数箇所かまえており、さまざまなイベント企画を掲載。手ぶらで参加できるものづくり体験が可能で、ものづくりを得意とする講師から学ぶこともできます。
  • 3.
    ECプラットフォーム ※今後実装予定
    自分でつくった商品を売ったり、人がつくった商品を買ったりできる機能を搭載。ハウツーとイベントでスキルを上げたらPU上で売買が可能になります。

■開発会社

会社名 株式会社SUPERSTUDIO
本社所在地 東京都港区南青山5-12-5 第一和田ビル8階 S-1
代表者 林 絋祐
事業概要
  • ものづくり特化のメディアサービス「PU」の運営
  • WEBプロモーション事業
  • 動画制作事業
問い合わせ先 spst@super-studio.jp

●「LYNCUE (リンキュー)」について

■サービス内容

  • 1.
    今までにない「人とのつながり」を提案するIoTデバイス。
    日常にある照明をヒントに、簡単な操作性で、相手の状態が一目でわかる遠隔コミュニケーションツールを開発しました。あたかも離れた空間がつながったような、今までにない「人とのつながり」をLYNCUE (リンキュー) は提供します。
  • 2.
    画像処理と投影技術による、新しいコミュニケーション体験。
    LYNCUEには、カメラとプロジェクターの機構が搭載されています。また、ネットワークを介することで、カメラで撮られたリアルタイムの映像を、離れた人のプロジェクターで映し出すことが出来ます。
    これらはすべて、たった一つの照明のスイッチで操作可能です。
  • 3.
    ハッカソンでのアイデアから生まれたプロダクト、既に中国の深圳でデモプロダクトの展示も実施。
    ハッカソンでのアイデアを本気で製品化する、という志をもったメンバーで結成されたのがTEAM LYNCUEです。
    ハードウェア製造都市である中国の深圳で、デモプロダクトの展示も既に実施しています。現地で得られたネットワークも生かしつつ、アジア市場での展開も視野に入れています。

■開発会社

チーム名 TEAM LYNCUE
所在地 大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロント C 棟7FGVH 大阪
代表者 塩塚 丁二郎
事業概要 IoT製品の企画・設計開発及び教育支援
問い合わせ先 info@lyncue.com

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。