セルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の提供開始

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~健康診断未受診者対策として、全国20自治体で実証事業も実施~

No.2015-046

  • KDDI株式会社

2015年3月16日

KDDIは、2015年夏より、自宅に居ながら健康チェックを行えるセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の提供を開始します。(注1) 「スマホdeドック」は、専用の在宅検査キットと、スマートフォンやパソコンから検査結果を確認できるWEBサービスを組み合わせることで、子育て中の専業主婦や自営業の方など健康診断を受診する時間がなかなか取れない方でも、気軽に素早く健康チェックを行うことができるサービスです。

第1弾として、株式会社リージャー (本社: 東京都中央区、代表取締役: 長谷川 重夫、以下「リージャー」) と事業提携し、「生化学14項目血液検査サービス (以下、血液検査サービス)」を提供します。

血液検査サービスでは、専用の検査キット「デメカル血液検査セットFF」を用いて0.065mlという微量の血液を採取し、専用検査センターに郵送すると、約一週間後にWEB上のマイページから、糖尿病の指標 (注2) などを含む14の検査項目結果を確認することが可能です。さらに、検査結果に対する医学的見地からのコメントや、悪化要因・改善ポイントに関するアドバイス (注3)、自宅近くの病院を検索できる機能などもご提供します。
血液検査サービスの提供にあたり、販売を含むサービス全体統括およびWEB上での健康チェックプラットフォームの提供をKDDI、検査キットの供給をリージャー、血液検査を株式会社アイル (本社: 東京都板橋区、代表取締役: 山﨑 徹也、IMS (イムス) グループ) がそれぞれ担当します。
今後、感染症検査や血液以外の検査など、検査メニューを拡充していきます。

なお、サービス提供開始に先立ち、2015年4月中旬から2016年3月末まで、順次、全国20市区町村・2健康保健組合 (注4) と提携し、対象となる約24万人の市民・社員の方々に健康チェックや生活改善に役立てていただくため、本サービスの無料利用をご案内します。

現在、国民健康保険加入者における特定健診対象者 (注5) の7割および、20~30代など若年層の多くが必要な健康診断を受けていないとされており、結果として糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の重症化を招き、国民医療費が増加する要因の一つと考えられています (注6)。
KDDIは、本サービスを通じたセルフメディケーションの推進により、定期的な健康チェックの習慣化を図ることで、お客さまの健康管理をサポートするとともに、医療費を含む社会保障関係費用の増加など、ヘルスケア分野における課題解決に努めていきます。

新規ウィンドウが開きますサービスサイト

  • 注1)
    本サービスは、KDDIの各種サービスをご利用ではないお客さまもご利用いただけます。
  • 注2)
    指標=「HbA1c」: 赤血球中の一部ヘモグロビンが糖により変化したもので、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を表します。
  • 注3)
    結果に基づく改善アドバイスや医学的見地からのコメントは医師監修のもと行なっています。
  • 注4)
    2015年3月時点で連携が確定している保険者数。詳細は別紙参照。
  • 注5)
    40歳から74歳までの市民。
  • 注6)
    • 出典:
      厚生労働省
      『平成23年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況』『平成24年度 国民医療費の概況』
      『平成27年度 厚生労働省予算案』

詳細は別紙をご参照ください。
別紙:セルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の提供開始


  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。