2014年10月23日
KDDIは、本日、総務大臣に対し、情報通信審議会2020-ICT基盤政策特別部会「2020年代に向けた情報通信政策の在り方―世界最高レベルの情報通信基盤の更なる普及・発展に向けて―」答申 (案) を受けた連名要望書を提出いたしましたので、お知らせします。
本年10月16日付けの答申 (案) においては、東日本電信電話株式会社・西日本電信電話株式会社による光アクセスの「サービス卸」が「指定電気通信役務」に該当する等の一定の規律が適用され、「一定の適正性・公平性・透明性が確保される」とされています。しかしながら、「透明性」については"一定の"確保とされており、利用者にとって"十分に"透明性が確保されないのではないかという懸念が残ります。このため、ICT基盤の更なる普及・発展、利用者利便の向上および公正競争上の観点から、「サービス卸」の提供における十分な透明性の確保に向けて、適切な規律 (約款の事前認可・届出、公表、相対取引禁止等) の導入、不当なNTTグループ連携が行われないような適切な監視およびチェックの実施、公正競争環境を損なわないようなNTTグループへの適切な指導などを要望したものです。
提出した要望書は以下のとおりです。
要望書 (338KB)