KDDI、英国のデータセンター事業を拡大

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~総額240億円を投資し、英国内で5棟目を建設へ~

2014年7月23日

KDDIの欧州現地法人、TELEHOUSE EUROPE (社長: 曽雌 博之) は、総額約135百万ポンド (約240億円 (注1)) を投資し、英国ロンドン市内のDocklandsエリアに総床面積23,000平米を有する大規模データセンター「TELEHOUSE LONDON Docklands North Two」(以下、North Two) を建設します。既存の4棟 (North、East、West、Metro) に新棟North Twoを合わせた総床面積の合計は約73,000平米となり、英国ロンドンにおいて最大規模のデータセンターとなります。
North Twoの開設により、TELEHOUSEグローバルスタンダードに準拠したデータセンターは、全世界で13地域、24都市、44拠点となり、総床面積の合計は約365,000平米となります。

KDDIグループは、1989年より「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンター事業を開始し、英国には1990年に「TELEHOUSE LONDON Docklands North」(以下、North) を開設しました。Northには、300を超える世界の通信事業者が利用する主要IX (注2)「LINX (London Internet Exchange)」があり、  英国のインターネットトラフィックの大部分を支えるほか、安全かつ安定したグローバルインターネットのハブとしても重要な役割を担っています。

North Twoは、高品質かつ大容量の電力を求めるお客さまにも十分ご満足いただけるよう、敷地内に高い電力供給能力を備えた変電所を設置するとともに、十分なコロケーションスペースと高いコネクティビティを提供します。

North Twoの建設にあたり、英国ビジネス・イノベーション・技能省のVince Cable大臣はこのように述べています。
"It's good news that Japanese ICT company KDDI has decided to invest a further £135 million into their global data centre at the Docklands. Britain's economy is growing thanks to Japanese investment and in 2013/14 they were the second biggest investor into the UK starting over 100 new projects and creating 3,000 new jobs."
「日本のICT企業であるKDDIが英国ドックランドでのグローバルデータセンター事業へ約135百万ポンドの投資を決定したことを歓迎します。日本からの投資により英国の経済は成長しており、2013/2014年には、100以上の新しいプロジェクト、3,000以上の新規雇用を生み出した日本は、英国にとって2番目に大きな投資国となっています。」

KDDIグループは、欧米を中心に20年超の豊富な提供実績を有し、データセンターのトッププロバイダーとして認知される「TELEHOUSE」のノウハウを活かして、今後も高品質かつきめ細やかなサービスの提供により、お客さまのグローバルビジネスをサポートしていきます。

  • 注1)
    2014年7月23日時点。
  • 注2)
    IX (Internet Exchange point): インターネット上のプロバイダーやデータセンター同士の相互接続ポイント。

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